美容鍼灸との出会い

 

美容鍼灸には思い出があります。

師匠である井上良太先生(西武ライオンズ、浦和レッズ現トレーナー)の施術を拝見し、初めて美容鍼灸を知りました。気功の達人でもある師匠は手早く顔や手足に鍼を打つと、患者さんの顔の上に手をかざし気功術を施しました。すると、見る見るうちに顔の輪郭が変化し、鍼を抜き終わるとまるで別人のようになっていました。

『すごい技術だ!』と驚きましたが、なぜか関心を持ちませんでした。

 当時の私は鍼灸治療で難病を治したいと強く思っていました。そのため『師匠の妙技は確かにすごいけれども、美容であって医療ではない。』と感じました。

 

それから何年か経ち、再び師匠の美容鍼灸を拝見する機会がありました。そのときいっしょに見学していた人が

『先生、この技術があれば大金持ちになれますね。』

と冗談で意地悪な質問をしました。

それをさらりと受け流し、小さな声で

『腎臓が一回で治ればいいのだけどな。良くなる前に諦めてしまう人が多いのだよ。でも女性の患者さんに美容鍼灸をついでにやってあげると、喜んで通い続けてくれるのだよ。』

と言われました。

 

その言葉を聞いて自分の未熟さを痛感しました。

私たち鍼灸師は確かに、他の施術者と技を競いたいという気持ちがあります。曲芸まがいの技術取得に熱中することもあります。しかし、そうして身につけた技能はすべて患者さんの利益に差し向けられるべきです。

あの時の私は、

『師匠の技は顔を変えるだけの小手先のものだ。』

と思っていました。その技を通じて患者さんがどれほど健康を取り戻していくか、など考えてもいませんでした。

 

それから心を入れ替えて、今まで避けていた美容鍼灸の修業に明け暮れました。あのとき日本で一番美容鍼灸を練習したのは自分だと思えるほどです。

その結果ありがたいことに日本鍼灸師会賞をいただき、勤務した治療院では開業わずか1年で美容鍼灸の有名店になりました。

 

美容鍼灸は顔を変えるだけの小手先の技能ではありません。こころとからだを治す技です。

とても奥が深く極めつくせません。

より良い結果を出すべく、切磋琢磨の日々が今も続いています。

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